■参道解説
随神門をくぐるとすぐ継子坂(ままこざか)の下りになります。少し急ですが、さほどの距離ではありません。下り切るとすぐ朱色が鮮やかな木製の太鼓橋が見えてきます。「須賀の神橋」といい、昔、三山登拝の前に水垢離をとり身を清めた祓川の、渡し橋となっています。右手前方に見えるのは須賀の滝と言われ、羽黒山中興の祖天宥別当が築造したものです。 |
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| さらに歩を進めると、左前方に爺杉が見えてきます。樹齢1千年以上あり、特別天然記念物羽黒山杉並木の中心的存在です。国宝羽黒山五重塔は、この爺杉の近くで、参道から少し奥まったところに貯立しています。 |
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| 山頂までの間、2,446段の石段や石畳がありますが、全行程の中で3ヵ所ほど坂のきつい場所があります。一の坂、二の坂、三の坂と言われる急坂で、特に二の坂は別名油こぼしとも言われる最大の難所となっています。また、三の坂に入る途中に南谷別院跡に向かう脇道があります。芭蕉が宿泊した南谷別院は、当時は相当の大伽藍だったようですが、今は焼失してその姿をみることはできません。庭園跡や心字池、礎石のみを残すばかりです。しかしながら、往時を偲ばせるに充分な雰囲気が残っています。 |
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山頂には、月山、羽黒山、湯殿山の三神を祀っている三神合祭殿があります。すぐ前にある池は鏡池と呼ばれ、平安、鎌倉期等の鏡が多数発掘されました。その一部が同じ山頂にある歴史博物館に展示されています。
羽黒山参道は、全山杉木立の中にあります。随神門から合祭殿まで石段を歩くことは、一言で言えば、羽黒の霊域を肌で感じながら踏破するという感覚でしょうか。真夏でも清涼感にあふれるこの参道は、ぜひ歩いていただきたいお薦めのコースです。二の坂茶店で、石段の踏破認定証を発行していますので記念にどうぞ。 |
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